サウナ

人生に迷ったらサウナに行け。サウナばなし その2

サウナ。

そこは裸の付き合い、裸の社交場、裸で語る人生劇場。サウナの外ではどんな肩書を背負って生きていたとしても、そこでなら社会の役割を忘れられる極楽郷。現代に許された最後の楽園、

サウナ。

サウナ、いいですよね。

みなさんサウナ行ってますか? ジブアシは大体1週間か2週間に一回ぐらいの割合で行ってます。それぐらいの割合で行ってもだいぶ日々の疲れは取れるんですが、プロのサウナ―だと週2回が最低条件らしいです。俺はまだまだ全然その域ではないんですが、プロになることを目標に頑張っていきたいと思います(何を?)

さて、俺が行くサウナはスーパー銭湯ではなく、町の銭湯のサウナです。

なので結構な確率で背中にイレズミを背負ったおっちゃんに出くわします。今の時代大きなサウナはイレズミ禁止のところがほとんどだと思うので、イレズミ負ったおっちゃんを見かけることは、まあ町の銭湯のサウナぐらいでしょう。

不思議なことに、サウナで昇り龍や観音様が描かれた背中を見かけても、あんまり怖くないんですよね。

なんでだろう?

たぶん海やプールで見かけたらやっぱり怖いと思うの。祭りで見かけてもちょっと遠巻きにしちゃうと思う。

でもなぜかサウナで見かけると全然怖くない。

それどころか、「ああ、おっちゃんいろいろ背負ってんだなぁ」と思いながらこっそり背中を見ちゃったりします。あんまり見つめるのも失礼だと思いつつ、サウナで向き合ったときその太ももにまであるイレズミをチラッと見たりしちゃいます。

なんで怖くないのかというと、やっぱ、サウナだからなんですよね。

人って、普段はどうしても肩書の中に立って生きているわけだし、服装や雰囲気でその人の持ってるカテゴリーって透けて見える。服を着てる人なら、無職の人でも社長さんでも、その人の社会的立場を見ながら俺もその人を見てしまう。

でもサウナって裸だから。

そういうの関係ないんですよね、あの場所だと。

その人がどんな人かとか、どんな立場の人かとかそんなもの関係なく、ただただ、ただの裸の男。男っちゅうブランドをぶらぶらさせたただのおっちゃんなんですよね。

だから怖くないのかなー。

なんかそんな背中を見ながら、どんな人なんだろーって呑気に想像とかしちゃってるもん。ヤクザ(じゃないかもしれないけど)の知り合いなんていないから実際どんな生活してるかなんて想像できない。なんか小料理屋に一人無口に酒飲みに行ったり、そんなイメージ。健さん? 健さんなのか? 幸せの黄色いハンカチーフなの?

とかなんとか。

実際そんなのわかるわけもないし、外で友達になれるか、っていったらまあわかんないけど、でもサウナで見ればその背中は、ただの男の背中です。

サウナだからこそ、モンモン背負った男の背中を見ても怖くないんですよね。だってそこでは、誰の裸も一緒だから。それはつまり、俺の背中も、誰の背中も、サウナで汗かいてるときは一緒ってこと。ただ、誰もがただの人でいれる。それがサウナなんだと思う。

今はイレズミに批判もあるだろうけど、そういう場所もあっていいと思う。いや、なきゃダメだと思ってる。

人が肩書を捨てて裸になれる場所が、わりとまじめに、サウナなんじゃないかって思ってます。男なんて裸になればみんな一緒。肩書があろうがなかろうが、社会の荷役を降ろして裸になれる場所、それが町の銭湯のサウナなんです。

そして「サウナだとイレズミも怖くない」この現象を、フルちん効果と名づけました。

祭りで褌一丁の男はかっこいいけど、背中にイレズミ背負ってるとやっぱちょっと怖いから、真の意味で素っ裸になるには褌一丁つけてちゃダメなんでよ。やっぱ裸、男は裸、裸の自分にどれだけ納得できるかが、人生にとって大事なんだと、サウナの熱気とおっちゃんの汗にまみれながら思いましたとさ。

だからマジで、ちょっといろいろ疲れた人はサウナ通ってみるといいよ。フルちん効果で、そのときだけでも色々自分の抱えたものが気にならなくなるよ。そんでそういうのをちょっとずつ積み重ねて、また前に進めばいいさー。女ならおっぱい効果だね!

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じゃあまたね!ジブアシでした!

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