ジブアシの本棚

カクヨム小説の注目作 『ふめつのおとこ』がドタバタしてて面白いぞ。レビューで紹介!

趣味でちょいちょいカクヨムを読んでるので、カクヨムの注目作を紹介します。今回紹介するのは、

カクヨム作品紹介

タイトル:ふめつのおとこ
著者  :キタハラ
レビュー:ジブアシ

リンク先:https://kakuyomu.jp/works/1177354054886947251

です!では、レッツらドン!

カクヨム注目作 『ふめつのおとこ』レビュー

いやもう、コレ単純に面白いです。的確な文章で繰り広げられる人間模様、主人公のだらしなさ、サブキャラのキャラ立ち、全部がうまい具合に絡まり合って、最後まであっというまに読み切っちゃいます。

簡単にあらすじを紹介すると、

舞台は京都、主人公のショーケンは夢を見失い、人力車のバイトで漫然と過ごす日々。夢を見失っても忘れることはできず、自分の本音から目をそらす毎日。しかしバイト先に入ってきたやる気のない新人の面倒を彼がみることになったことで、偶然か必然か、彼の周りの人間の糸がショーケンを中心に繋がりだします。司法試験に落ち続ける元神童の弟、つっけんどんとした弟の元彼女、現実を生きるショーケンの別れた恋人。そしてショーケン、彼自身。

彼らが微妙に繊細に日々の中で口をつぐんできた心の澱が、人力車に乗って動き出す。誰もが生きる上で見失ってきたものを、腹掛け姿の男が追い回す。そしてその運命の人力車を牽いて京都の街中を走り回るのは、誰でもない、夢を見失ったショーケン本人その人なのだ。

まず京都と人力車、っていう妙が小気味いい上に、物語も単純明快でしっかりと面白い。作者はコメディと純文学の微妙なラインを造作もなく渡りながら、山場までは人と情景の描写を丁寧に描き、山場はその丁寧さを飛び越える勢いでドタバタを繰り広げ、ラストのエピソードでは読む人を安心させて続きが読みたいと思わせる。読者は何も考えずに読み切れる。そして何も考えずに楽しめるのに、ショーケンに自分を重ねて応援してしまう。作品と読者を重ねさせる技術と心を、この作者は持っています。

惜しいのは短いところだよ!読み応えはあるのに面白くてあっという間に読み終わっちゃうから、続きを早くお願いします!!!

と、こんな感じです。ドタバタしてて面白し小気味よし。NHKでドラマ化したら面白そう。

カクヨムで読んでほしい小説を募集します。

もしカクヨムで読んでほしい作品があったら連絡ください。ちゃんと全部読んでから、10日ぐらいでレビュー書かせていただきます。そしてそのレビューをこのブログでも紹介させていただきます。希望がある人はコメント残してね!

ではでは、ジブアシでした!

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