阿佐ヶ谷

阿佐ヶ谷で48年。歴史の語り部、「朝陽」でラーメンを食おう。

見よ、この佇まい。阿佐ヶ谷は松山通り(旧中杉通り)に店を構えて48年、中華料理「朝陽」じゃ。

いや、気になってたんですよこの店。シンプルすぎる外観が見るからに年季を感じさせる中華料理店、朝陽。いつも店の前を通り過ぎるたびに、「あー、どんな店なんだろなー」って思ってたんです。夜道に煌々と光る「朝陽」の看板、古くても清潔な暖簾、厨房の開いた小窓から見えるカウンターのみの店内。気にはなってた、なってたけど、

・・・なんか入りづらい。

シンプルすぎる外観がなんか入りづらいっちゅーか、歴史を感じすぎて踏み込めないっちゅーか、なんか今一歩その引き戸を開ける勇気が出なかったんですが、この間ついに勇気を出して行ってきましたよ!やった!

で、どんな店だったかとゆーと、

すんごい清潔。そして安い。今時ラーメンが500円。俺の好きな担々麺も600円。入る前にちょっと調べたら担々麺が名物らしかったので、担々麺と餃子を頼んできました。

朝陽 担々麺600円

ほりゃ、担々麺。

朝陽 餃子400円

そして餃子。餃子も400円と安い。

味はね、正直すごくうまいってわけでもないんだけど、ラーメン食って店主のおっちゃんとぽつぽつ世間話をするのがなんか楽しい。テレビのバラエティー見ながらさ。他にお客さんもいなくて、ぽつりぽつりとね。

おっちゃんはここに店を構えて48年らしく、阿佐ヶ谷の歴史をまさに目の前で見てきた人です。おっちゃんの話では店の前の松山通りがまだ中杉通りと呼ばれていた時代は、バスが行きかい、阿佐ヶ谷のメインストリートとして喧騒を誇っていたそうです。今は目抜き通りは場所を変え、バスが通ることもない通りとなっていますが、商店街にはおしゃれ雑貨の店やスイーツ店が出来始め、錆びれることなく今の時代に合った変貌を遂げています。そしてそこに残る日常感。「朝陽」はこの通りの日常感を知らずに引き受けてきた店のひとつなのかもしれません。

だって俺が阿佐ヶ谷に引っ越してきた10年前、この通りそんなにおしゃれじゃなかったもん。どちらかというと寂れかけくらいの通りだったんですが、そこにぽつぽつおしゃれな店が出来始めて、ブラ着くのが楽しい通りに変わっていったんですよね。

その変化もこの店の小窓からずっと見てきたんだろうな、と思うと感慨深いものがあります。同じ場所で50年近く店をやるというのはどんな気持ちなんだろう? そんなことを思いながら食べるラーメンも、またうましです。

さてさて、そんな朝陽。好みは分かれると思いますが、気取らないラーメン屋が好きな人にはたまらなく居心地がいい空間かもしれません。ガチでね。たまに行ってラーメン食って一杯飲んで帰る。そんでなんかホッとする。行ってみたら、そんな場所になるかもしれませんよ。

んで、場所はここ。

阿佐ヶ谷駅北口を出て、歩いて10分くらいかな。営業時間は17時~24時。仕事帰りにちょっと誰かと話したくて、腹を満たしたいときにいい店かもしれません。

ではでは、ジブアシでした。

阿佐ヶ谷を歩いてみる

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